志賀直哉をはじめ作家や画家に親しまれた古都奈良の高畑地区にある大正時代に作られ、
地元文化の発展に貢献した人々によって受け継がれてきた日本家屋。若きオーナー夫妻と
インテリア・デザイナーの片山正通氏がタッグを組み、数年がかりでそれぞれの研ぎ澄ま
された感性と土地への強い想いで新しい息吹を吹き込み完成した1日1組限定の宿 翠門亭
(すいもんてい)。
彼らの情熱に引き寄せられたアート/グラフィック・デザイン/日本モダン家具/選書
そして選曲のプロフェッショナルたちがさらにその空間に厳選したピースをインストール
して動き出す新たなカルチャー。
奈良に足を運び、物件や歴史的な背景を知るための場所を見ながらオーナーの想いを聞い
たり、数時間かけて周辺エリアを1人散策し、インスピレイションを得ながらその空間に
合う音楽を1曲ずつ選んでいきました。
初夏にオープンする宿と会員制サロンにどのような人が訪れ、集い、語り合うのか考える
だけでワクワクします。